見落としがちな節約ポイント!エアコンクリーニングの目安は?

横浜市にてエアコン取付け、修理などを行っているKサービスの井上伸良志です。

2023年2月現在、各地で電気代の高騰が取り沙汰されていますね。
原因としては、寒さによる電力需要の増加のほか、情勢による天然ガスの不足などの要素が重なっているからとされています。
2月請求分は政府による補助で値下がりする予定ですが、実際に使った電気代以外にかかる燃料費調整額が大きな負担となっており、多くの家庭が節約のために動かざるを得ない状況です。

電気代の節約としてはさまざまなものがありますが、その一つとして、侮ってはいけないのがエアコン。
エアコンクリーニングをすることで、電気代節約につながる可能性があります。

今回は節約につながるエアコンクリーニングの目安と効果についてご紹介いたします。
しばらくの間エアコンクリーニングをしていないのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。

■エアコンクリーニングで、どれくらいの節約になる?

エアコンは多くの家電のなかで、最も消費電力の高い電化製品です。
つまり、このエアコンにかかる電気代を節約するだけでも、効果が見込めます。
その節約の一つが掃除です。
実際にどれくらいの節約になるのでしょうか。

エアコンの大手、ダイキン工業が2012年に発表した研究結果によると、エアコンフィルターの掃除で、以下のようなメリットがあると判明しています。

・風速が1.5倍向上
・2週間に1回の掃除で約5%の節電
・夏場の2~3か月実践すれば、大きな節電にも

 

これは専門業者が行うエアコンクリーニングではなく、あくまで自分でできるフィルター掃除のみの結果ではありますが、エアコンクリーニングをすれば更なる効果が期待できるでしょう。

掃除をしていないと、エアコン内部がカビやホコリで汚れた状態になってしまい、室内の空気が吸いづらくなります。そうなるとエアコンの効きが悪くなり、センサーが汚れで正しい温度を検知できないため、余計に動くことに。
当然負荷がかかるので、エアコンも壊れやすくなるでしょう。
一年間掃除をしないと電力が約25%無駄になるという結果もあり、しばらく掃除をしていないというのであれば、エアコンクリーニングするといいかもしれません。

■エアコンクリーニングの目安は?

エアコンクリーニングはどれくらいの目安で行うといいのでしょうか。

・自分でする掃除
メーカーのダイキン工業SHARPによると、フィルター掃除はエアコンを使う時期だと2週間に1回の頻度で行うことが推奨されています。
エアコンは室内の空気を吸って空気を送りますが、この吸い込み時にフィルターを通ります。室内のホコリなどをキャッチするため、先にも言った通りですが、そのままでは空気を吸いづらくなって、エアコンが無駄に稼働することになるでしょう。
また、室外機の周りに物が置いている状態だと、空気の通りが悪いために空調効率が下がってしまいます。
できるだけ、周辺のものを片付けるようにしてみてください。

・専門業者によるクリーニング
専門業者によるエアコンクリーニングは、1~2年に一度の頻度が目安になるでしょう。
設定温度や稼働状況によっては、家庭によって頻度に違いが出るかもしれません。
エアコン内部には結露が発生するためカビが生えやすく、フィルター掃除でも間に合わない部分があります。放置してしまうと、カビの胞子が室内に飛んでしまい、臭いが気になるほか、カビを原因とする疾患に罹患・悪化してしまうでしょう。

■いつ頼むのがいい?

エアコンクリーニングはどのタイミングで頼むのがいいのでしょうか。

・1~2月、10~11月がおすすめ
エアコンクリーニングの閑散期は1~2月、10~11月です。
このような時期に依頼すると、希望予定日が取付けられやすいでしょう。
繁忙期に比べて、閑散期はお得なキャンペーンを行っていることも多いです。
また、夏場はカビが発生しやすい環境のため、夏の終わったタイミングは春に比べて汚れています。10~11月はクリーニングをするタイミングとしても最適でしょう。

・年度末、夏、年末は繁忙期
年度末は引っ越しシーズン、夏はエアコン稼働時期、年末は大掃除シーズンで、エアコンクリーニング需要が高まります。
そのため、どの業者も繁忙期にあたるでしょう。
できるだけ避けることをおすすめします。
とくに夏に差し掛かる時期は、久しぶりにつけるとカビ臭さを感じて、焦りから依頼する方が多いようです。

■神奈川県内でのエアコントラブルはKサービスまで!

Kサービスでは、エアコンの取付け・移設、修理などを承っております。
エアコンは10年ほどがたつと、さまざまな不具合が見られるようになります。
クリーニング後も改善が見られないときは、新しい製品への交換がおすすめです。
神奈川県内でエアコンのトラブルが見られましたら、ぜひお任せください。

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■まとめ

エアコンクリーニングを行うと、稼働率が掃除前に比べて改善されるほか、負荷がかからずに済むためエアコンが長持ちします。
クリーニング費用はかかりますが、長い目に見れば節約につながり、カビが除去されることによって健康が保たれます。
しばらく行っていない、一度もしたことがないということであれば、ぜひご検討ください。


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